大飯原発再稼働差し止め…「大飯原発の250キロ圏内(岡山県もスッポリ入っている)の住民の人格権が侵害される」
2014年5月22日 崎本 とし子 とし子からの手紙
さて、福井県内の186人が大飯原発3,4号機の再稼働差し止めを求めた訴訟で、福井地裁は「運転してはならない」という判断を出しました。樋口裁判長は、人の命を基礎とする人格権を最も重視し、「これを超える価値を他に見出すことはできない…」と明言。「お金よりいのち」という判断を下したのですね。拍手です!!!
岡山県は大飯原発の250キロ圏内(事故により人格権の侵害の恐れがある)にスッポリ入ります。岡山県民の私たちにとってもうれしい判決です。
福島原発事故後初めての司法の判断が注目されていましたが、原発再稼働を許さない全国の運動に大いに力をくれるものです。
関西電力は控訴手続きを取ったそうです。「原子力村」の人々は、「いのちよりお金」ですから・・・・。
「司法は生きていた」との垂れ幕が誇らしい!引き続き闘いの輪を広げていきましょう。
昨日は「イレブンアクション岡山」主催のうどん発電の視察に行ってきました。バイオエタノールを使った循環型の発電システムを35人の従業員の会社がチャレンジして開発し、取り組んでいる現場を見ました。生き生きと語る若き技術者の姿が頼もしく、再生可能エネルギーの可能性を感じました。
岡山はサーマルリサイクル(焼却処理)ですが、分別した生ごみを「原材料として生かす」発想は見習ってほしいですね。
もちろん昼食はうどん。かけうどんにコロッケを付けて260円。いりこだしがおいしい四国のうどんでした。久しぶりに栗林公園を散策して、うれしい時間を過ごしました。いい一日でした。