「富岡製糸場の世界遺産登録」で思いだした「女工哀史」
2014年4月27日 崎本 とし子 とし子からの手紙
さて、富岡製糸場が産業遺産として世界遺産登録がされる・・・の報道を聞き、思い出したことがあります。
「女工哀史」です・・・。映画化もされ、私の脳裏に刻まれた「近代日本を作るために、過酷な労働を強いられた女工たちの話」です。建物だけではない、「人」の話をどう継承していくのか、・・・それともしていかないのか…注目しています。
「人がモノのように使いすてされた時代」は今の若者の労働状況とも重なります。高温多湿で長時間の労働環境が産みだした結核の発病・・・。貧しい農家などの若い娘たちが全国から「女工」として集められ、使い捨てされた事実もしっかりと伝えなければなりませんね。
今回の世界遺産登録が、女工たちに光を当てるものになることを願っています。もう一度「女工哀史」の映画を観たい・・・です。確か大竹しのぶさんが主演していた記憶があります。「あなたたちのことを世界は忘れていません」と伝えたい・・・。
2014年4月27日 9:21 PM
この報道に接し、私も同じ思いになりました。