上関原発は計画中止を!
2011年6月28日 崎本 とし子 とし子からの手紙
中電は山口県上関町に2箇所目の原発を計画しています。豊かな瀬戸内の海を埋め立てて建設する計画です。
祝島の住民は島ぐるみで建設反対を続けてきました。
昨日、山口県議会で知事は、「埋め立て延長は申請があっても認められない」と表明し、中電は計画の大幅な見直しを迫られる可能性が出てきました。
粘り強い住民運動の結果です。まだ、計画中止が決まったわけではありませんが、福島原発事故で故郷をさらなければならなかった人々の無念を踏まえるならば、中止以外にない・・・と私は思います。
向かいの愛媛県には伊方原発があります。31年になる古い原発で、廃止を求めたい。瀬戸内の海を守るためにも譲れません。
愛媛県でもあらためて「考える会」が広く県民の議論を呼びかけています。どこでも、日本共産党の「提言」へ共感が広がっています。
被爆国である日本は原発を推進してはいけなかったのだ・・・とつくづく思うこのごろです。
それでも、電気事業者は決して推進をやめようとはしていません。あくまで「目の前の」利益優先なのです。歴代政府が献金を受け取りながらそれに寄り添ってきたことを忘れてはなりません。