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母の日
2012年5月13日 崎本 とし子 とし子からの手紙
母の日です。
わが娘(ママ)から私に、花束とハンカチが届き、息子夫婦からはポーチトハンカチのセットが届きました。それぞれに気にかけてくれる「気持ち」がうれしい・・・。
私は、実家の母に、花とお菓子を届けました。「長生きしてください」というと、うれしそうな声が返ってきました。
母は、82歳です。義父と義母、父を看取り、母だけがいてくれています。みかん農家で、良く働く人です。3人の子どもを育て、今8人の孫と5人のひ孫がいます。7年前に乳がんで手術をしましたが、その後回復して、その間に5人のひ孫と会えました。良かったです・・・。ひざの痛みが辛そうですが、何とか自分のことはできます。畑にも出ているようです。じっとしてることはできない性分です。
これからは、声や顔を見る機会を増やしたい・・と思っています。一緒に過ごす時間を大切にしたいです。
私は、この母を悲しませないために、母より先には死なない・・ことを心に誓っています。がん闘病にあたり、「治すぞ!」と前向きに闘う一番の動機は、この誓いでした。いのちはじゅんぐりでありたい・・・・。「逆縁」(子どもが先に旅立つこと)の辛さはこの世で一番辛い苦悩のひとつだ・・・と私は考えています。親不孝をしたくありませんね。
あなたは、母の日に何を思っておられるでしょうか・・・。