小池晃参議院議員が代表質問・・・高額療養費の引き上げをやめよ!と
2025年1月30日 崎本 とし子 とし子からの手紙
昨日、参議院での代表質問で小池晃議員(共産党・医師)が、社会保障費が伸び率1.5%で、実質削減されていることを指摘し、「高額療養費の限度額の引き上げは全世代に受診抑制を及ぼす。とりわけがん患者などの治療に悪影響が起きる」と厳しく中止を求めました。(よく言ってくれた!)
全がん連理事長の天野慎介さんは「命綱に手をかけるな」と声を上げて取りやめるように全政党に求めています。
経済的理由で命が選別されることは患者の声からも明らかです。天野さんは「患者の声をきいてほしい!」と訴えています。その通りです。
ある患者の声です。
「小さな子どもがおり、この子を残して死ねません。高額療養費制度を使っていますが、支払いは苦しいです。引上げされることを知り、泣きました。毎月さらに多くの医療費を支払うことはできません。死ぬことを受け入れ、子どもの将来のためにお金を少しでも残すほうがいいのか追い詰められています。20代女性、がん患者」
毎年がんの告知を受ける人は約100万人です。こういう人が山ほどいるのです。制度改悪は非道です。