今日はお花見会 »
義母の3回忌
2012年4月7日 崎本 とし子 とし子からの手紙
桜の花が満開に近くなりました。旭東児童センターの桜も満開です。でも、肌寒い今日です。
2年前の今日、義母が亡くなりました。今日は3回忌の法要でした。義母は、89歳のときがんで亡くなりました。
在宅看護をして、「在宅の力」を教えてくれた義母の終末期でした。私は義母の死に向かい合い、「どのように生ききるか」を考えさせられました。自分のがん闘病と重なりました。
義母は、延命を望まず、手術をしない(根治手術はできない状態)・・・と決断しました。それからは、家でも病院でも家族がずっと交代で付き添いました。あわせて6ヶ月ほどの期間でした。
私が手術後に付き添えるようになって、付き添っていた夜に、義母は亡くなりました。子や孫やひ孫に手を握ってもらい、みんなに見送られて旅立ちました。亡くなる前の1週間ほどは、うとうと眠ったような状態でした。「平穏死」であったと思います。
法要の後、三光荘で食事をしました。旭川の土手の桜の花が満開に近く、桜咲く頃は、義母を思い出す頃になっています。