介護保険制度など改悪には反対の声を!・・・軍事費よりも医療や介護、福祉の予算が大事です。
2023年10月8日 崎本 とし子 とし子からの手紙
来年は医療の診療報酬の見直し、介護保険制度の計画見直し(3年間分)、障がい者福祉計画の見直しなどがされる大事な年です。
予算案に反映される計画の審議は今が山場です。私は署名運動などに取り組んでいます。各分野の団体が声を上げ続けています。
軍事費を43兆円にする…と軍事費の増加を目指す政府は、社会保障費をとにかく減らそうとしています。
2000年に導入された介護保険制度。この間、いろんなサービスができ、家族の介護から介護の社会化へ・・・といわれてきました。が、今利用者負担を1割から2割に増やし、保険料を上げ、「お金がなければサービスが使えない」制度へと変化しています。
来年は利用者負担をさらに増やして社会保障費を削ろうとしています。(軍事費の財源確保のためか?)
介護保険料を払いながら利用料が払えないのでサービスが使えないという「国の保険詐欺」とでも言いたくなる制度改悪で、予算を削ろうとしているのです。
団塊世代のみなさん!黙っていたら保険料詐欺にあいますよ。「沈黙は容認」です。
署名に参加しましょう。いろんな集会に参加しましょう。社会保障費を削減して軍事費を増やす人たち(政治家)にはNOの態度表明をしましょう。行動しなければ、政府は平気で改悪を強行します。
家族に介護の負担をかけたくないと思うなら、政治を変えなければなりません。
関心を持つこと、考えることをやめないで、選挙に行き、語り合い、呼びかけあって自分の老後の安心を求めていきましょう。
上野千鶴子さんや樋口恵子さんなどが呼びかける「介護保険制度の改悪に反対する女性の会」は11月21日衆議院議員会館内で集会をして、改悪反対をすると表明。行動することが大切ですね。