最低賃金変更(10月~)で気づいたこと
2022年9月8日 崎本 とし子 とし子からの手紙
10月から最低賃金が変更されます。岡山は10月1日から時給892円になります。30円の引き上げです。守らない場合は罰金などの罰則があります。
過去最高の最賃引き上げはうれしいですが、物価値上がりやコロナ感染で瀕死の中小企業への支援はあるのでしょうか。気になるところです。
さて、全国平均は31円です。でも中身を見てみると、30円引き上げが11県で、岡山県はこの最低ランクに仲間入り。(残念!なんでだろう?)
31円引き上げは20県、32円引き上げは11県、33円引き上げは5県(岩手、鳥取、島根、高知、沖縄)です。
1000円を超えているのは、大阪、神奈川、東京だけです。900円を超したのが16県(西日本では京都、滋賀、兵庫、広島、福岡の5県)です。
賃金は東高西低のようです。
でも、消費税は一律だし、物価上昇も全国での影響は同じです。最低賃金も全国一律で1500円になるよう頑張りたい。
子どもや若い人の自殺が増え、不登校は増えるばかり、子ども貧困、学生の退学休学の増加、無理心中などつらい話題が後を絶ちません。オリンピック汚職や統一教会問題など、社会のゆがみが噴出中です。
大企業は内部留保をコロナ禍でも増やしていると聞きます。強いところはますます富み、弱いところはますます苦しい・・・。政治が働いていません。
政治は弱きを助け、強きをくじくものです。そういう政治家が増えることを願っています。