地域人権集会で市議会の「がん対策推進条例」の取り組みを報告
2012年2月5日 崎本 とし子 とし子からの手紙
4日、28団体でつくる実行委員会が主催する岡山地域人権研究集会がありました。
基調講演は小畑名誉教授(岡大)で、「地域人権型政治とは・・・」という興味深い話でした。自民党流の政治と民主党流の政治を解かりやすく解き明かして、その根っこは同じだ・・・ということが良くわかりました。
個人・団体の要求や願いをどう政策化して実現していけばよいのか・・・分科会でしっかり議論を!との提起を受け、午後は分科会でした。
私は第4分科会で、「生きること」を諦めないですむ岡山市をつくろう!とのテーマで、市議会が取り組んだ政令市初の「がん対策推進条例」の取り組み経過を報告しました。
がん患者の現状、なぜ議会が条例作りに取り組んだか、当事者と関係者など現場の声を重視したことで「役に立つ」条例になっていった、議員の心が動いたのは患者会の声だったこと、条例の魂は「当事者の声を施策に反映できる仕組みをつくったこと」・・・などを話しました。
最後に「これからもこの条例をしっかり使って、一歩一歩対策を進めたい。がん患者の流す涙を一粒でも少なくできるように、当事者として声を上げ続けたい・・!」と私の今の思いを伝え、締めくくりました。
条例を知らない方も多く、いい機会をいただいた・・・と思いました。これからも、いろんな場所でがん対策のことを発言していきたいと思います。