福島に思いを寄せて・・・
2011年10月12日 崎本 とし子 とし子からの手紙
12日に、福島から岡山に避難してきた杉岡洋子さんの話を聞きました。
杉岡さんは、地震被害はおちゃわんが2つ壊れただけ・・・という中で、目に見えない放射能の汚染による子どもたちへの影響を懸念して、小原町(34キロ)から静岡経由で岡山に避難しました。
私は懸命な判断だったと思います。しかし、葛藤は強くあり、今でも我が家があり、近所のひとにも挨拶さえできずに避難していることや福島のこどもたちのことを考えると胸が痛むようです。その「痛さ」が感じられました。原発事故は「暮らし」を奪ったのだ・・・と実感しました。
原発事故が起きている事実に向き合うことの深刻さを痛感させられます。
原発はこの国からなくさなければなりません。
今日は看護学校の特別講義に日で、原発事故を考える授業をしました。事実を知り、考え、議論することが大切・・・と思います。
これからも福島に寄り添って生きたい・・と思います。10月30日は福島で「なくせ原発・10,30大集会」が予定されています。注目しています。
また、人権21の10月号は、原発特集です。中手日子さんの手記が掲載されていますので、ぜひお読みください。