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「がん患者お金との闘い」で札幌テレビ報道部の佐々木律さんがギャラクシー大賞受賞

2011年8月29日 崎本 とし子 とし子からの手紙

がん患者お金との闘い」という本を手にしたときの衝撃を私は忘れられません。札幌テレビ報道部が、がん患者である金子明美さん(41歳で2010年1月16日死亡)を4年間密着取材して、報道した同名の番組が第48回ギャラクシー大賞を受賞したそうです。

がん患者が治療費の負苦しむ姿をリアルに報道しました。

私は看護師出身の議員として、がん患者さんから同様の相談をたくさん受けていました。「もう治療をやめようか・・・と思う」といいながら、流した涙をどれほどみてきたことか・・・。

治せる病気が経済的理由で治せない・・・という現実に悲しみと怒りを感じ、市議会でも何度も「国保だけでも外来治療費の現物給付(高額限度額で済む仕組み)を実施できないか」など、負担軽減の実施を求め続けました。月数十万円かかるところを、高額療養費(80100円余)で済むようにすることは、できるだろう・・・と考えていました。3ヶ月後には申請に基づき、戻るお金なのですから・・・。

自分ががんを経験し、この本に出会い、闘っているがん患者の存在を知り、この声を政冶が受け止めるべきだ・・・と思いました。

金子さんは、私が手術する直前の私の56歳の誕生日の日になくなりました。まるで、バトンを受け取ったような気分になり、私も「がん経験者」として、闘わなくては・・・と思うようになったのです。

この本を多くの人に読んでほしい。がん患者の様々な負担を知り、その軽減のために声を上げていきたいものです。

岡山で、患者の語り合いの場(がんサロン)をつくり、ひとりぼっちで苦しむ人を、家族を少しでも減らせたら・・・・と思わずにはいられません。もの言う患者会が必要です。岡山市でできた仕組みを生きた仕組みにしたい。がん患者当事者が声を上げていくことが負担軽減の仕組みをつくっていくのです。

金子さんの志をしっかり受け継ぎたい・・・とあらためて思っています。

コメント1通 “「がん患者お金との闘い」で札幌テレビ報道部の佐々木律さんがギャラクシー大賞受賞”

  1. ちょびちゃん さん:

    衝撃的な内容ですが、私も同じことを思いました。
    ぜひ買って読んでみます!

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