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氏平県議の初質問
2011年6月21日 崎本 とし子 とし子からの手紙
県議会の傍聴に行った。10時30分過ぎから氏平議員の初質問が始まった。
傍聴席は満席。
質問項目は8項目。原発問題、防災計画の見直し、米軍の低空飛行問題、介護保険制度、高齢者施設についてなど公約実現のための質問構成だった。
新人とは思えない堂々とした態度で、よく準備されていたいい質問だった。
石井知事は原発問題で、「原発は減らす方向に転換すべき」「今の原発に80%を依存する事態からすれば、安全性の確保が重要・・」などと答えた。
危機管理監は、現在の液状化被害では岩盤構造は考慮していないことを認めた上で、「今後、最新の知見で液状化被害想定を示す・・・」と国の専門家の検討結果を踏まえる・・・とした。
岡山県内の液状化被害想定が真剣なものになるように、共産党議員団に引き続きがんばって欲しい。期待できる・・・と思う。
法人税の引き下げについての質問で、H12年からH20年までで岡山県では総計1300億円の減税になっているとのこと・・・。財源がないから・・・とあちこちの駐車場を有料にしている県がじつは国の方針だから・・と企業の法人税減税をしていることは、納得しがたい・・と思えた。復興財源を今年も法人税は引き下げておいて消費税引き上げでやろうとしていることを思い出し、矛盾を感じたのは私だけではないと思えた。
さて、県議会の答弁席に女性は・・・1人。議員席には女性議員が6人。
氏平質問のときにはブツブツと独語のようなヤジがあり、ザワザワしていたが、自民党の男性議員の質問は静かだった。かつて、近藤さちこさんの質問をききに言ったことがあるがそのときはひどいヤジだった。県議会の品格をこれからも注目していきたい。
これからも県政にしっかり関心を持っていこう!あなたもぜひ傍聴を!