介護保険法改定案
2011年5月28日 崎本 とし子 とし子からの手紙
大震災の最中、国会では介護保険法改定案の審議が、たった10時間の審議で可決された。(衆議院)
要支援の人の保険給付が市町村任せの安上がりサービスに置き換えられるのではないか、介護職員の医療行為がなし崩しで拡大していくのではないか、職員は疲弊し高齢者の命が危険にさらされるのではないか、介護療養病床を廃止したら医療と介護の要るひとの行き場がなくなるのではないか、24時間訪問介護、看護というけれど、短時間のサービスで認知症の人の対応ができるのか,従来の訪問サービスが縮小されるのではないか、介護保険料の納付年齢引き下げの心配はないか、保険料はどうなるのか・・・・・などの懸念は払拭されていません。
私は要支援者の生活援助が抑制され「くらしが成り立たず、重症化する」危惧を持ちます。
共産党は、公費負担割合を引き上げて介護制度の抜本改正を求めています。
参院での議論を通じて、問題点を明らかにし、本来のするべき改定をしてほしい。注目したい・・と思います。
被災地の人々もそれをもとめている・・と私は思います。ここで、「我慢」はしてはいけません。