高額療養費の引き上げを凍結(石破総理)、岡山市議会(委員会)は意見書提出の陳情を全会一致で採択
2025年3月7日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日は高額療養費の引き上げ見直しにかかわって、うれしいことがありました。
一つは、参議院での審議中の当初予算に盛り込まれた高額療養費の引き上げについて、石破総理が「凍結」を表明したことです。
もう一つは岡山市議会に提出している「高額療養費の上限引き上げを見直すことを求める陳情」が市議会の保健福祉・市民協働委員会で全会一致で採択されたことです。
私は委員会傍聴に行きました。「今の制度でも治療中断を余儀なくされる人はいるのです。今絶望の淵に立っている患者に希望を!」と話し、理解を求め続けました。
採決後、ある議員さんが「思いが通じたようですね」と言ってくださいました。
改めて、がん患者の療養実態が伝わり、どんな医療制度が必要なのかの議論が始まります。患者当事者の声を聴き、治療中断をすることのないあるべき制度になるよう願っています。
県議会でも陳情が全会一致で採択されるよう引き続き頑張ります。
がん対策推進条例を作り、患者会活動が条例に魂を入れてきたことを感じています。「たとえがんになっても自分らしく生き抜くことができる岡山」を作りたいです。