石破首相は核兵器禁止条約締約国会議(3月開催)へのオブザーバー参加を拒否!?
2025年1月19日 崎本 とし子 とし子からの手紙
3月に核兵器禁止条約の締約国会議がアメリカで開催されます。
日本被団協は政府にオブザーバー参加を求めていますが、石破総理はこれを拒否しています。「難しい問題だ」と。NATO加盟国でもオブザーバー参加をする国がある中で唯一の原爆被害国である日本が参加しない理由があるでしょうか。「日本が参加するのは理解できる・・・」と多くの国は思うと私は思います。
日本政府はアメリカに配慮して核抑止力論を取っており、日本被団協や国民世論に背を向けている状況です。
締約国は少しずつ増えています。日本被団協がノーベル平和賞を受賞し、世界の注目が喚起されている今は、世界の核兵器禁止条約参加を促すチャンスです。日本政府は正面から被爆者の声を受け止めてほしい。被爆者がこの世からいなくなるのを待つような対応はやめてほしいと思います。
国内の世論を広げまずはオブザーバー参加を・・・と思います。与党過半数割れの国会ではどんな議論がなされるのでしょうか。注目です。
日本共産党は党代表が参加してきました。核兵器禁止条約の採択の時にも国連にいた政党です。信頼できます。
日本共産党は日米安保条約をなくして日米平和条約に変え、憲法を守る立ち位置で、外交と対話で日本の本来の役割を果たすことを目指しています。戦争しないと決めた憲法を活かすときです。