民主主義の成熟度の違いか・・・イギリスと日本
2022年7月8日 崎本 とし子 とし子からの手紙
イギリスのジョンソン首相が辞任しました新型コロナウィルス流行下でのパーティー開催問題などの不祥事が打撃となったということです。
ダメなものはダメ!と国民の中だけでなく与党内からも批判が出て、辞任する・・というのは当然ですね。民主主義が働いていると思います。
一方日本は・・・といえば、森友・加計問題をはじめ税金私物化や後援会優遇の桜を見る会問題、政治と金をめぐる問題など与党にかかわる不祥事は安倍政権以来続出。大臣も何人も辞任したけれど、それを原因として首相がやめることはなく、説明を尽くさないまま今でも安倍元総理は与党内で権力を持っています。
この違いは何だろう?
ダメなものはダメ!という当たり前の感覚を狂わせるいろんな環境があります。マスコミは政権の側にいて、権力者の側(スポンサー側)の報道しかしない。国民の世論もいつもがんばっている勢力はあるが、今一つ盛り上がらない(どうせ変わらない・・・というあきらめか?)。与党内も自分の選挙のこと優先で上にたてつかない・・・。(残念!)
自分で考えて、主権者として積極的にかかわっていく・・・という民主主義の成熟度が違うのでしょうか。
私は言いたい!選挙に行かないと政治は(暮らしは)変わらないよ!