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「いのちの停車場」を原作で読む

2021年6月9日 崎本 とし子 とし子からの手紙

可憐なアンネのばらがいっぱい咲いています。

コロナ禍で、私はこの1年観劇や映画鑑賞を自粛しています。5月に封切された「いのちの停車場」は見たいと思い続けていた映画でした。吉永小百合さん主演で西田敏行さん、田中民さん、松永桃李さん、広瀬すずさんなどが出演しています。

でも岡山は「宣言」中です。私は原作を読んで楽しむことにしました。

映画のキャストを思い浮かべながら読むと、まるで映画を見たような感覚でした。一日で読み終えたことは言うまでもありません。

私は年間を通じて13種の新聞と7種の雑誌を読んでいます。

小説を読む機会が減っていたなあ・・・と久しぶりに文庫本を手にとってワクワクしました。

日頃から「在宅療養」の支援に取り組んでいる私にとって、まさに「あるある」の内容ですが、共感をもって読み終えました。誰かと語り合いたい気分になりましたが、それはかないませんでした。今後、職場の若い人に貸し出すことにしています。

映画を見て、いろんな人と話ができたらいいなあ・・・と思っています。ワクチンを受けたし、そろそろ感染に気を付けながら観劇や映画鑑賞を解禁しようかと思い始めています。

読書に火が付きそうな私は次に「人新世の『資本論』」を手に取っています。

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