オリンピックのための緊急事態宣言延長!?
5月14日、岡山県は国にまん延防止等対象地域の要請をし、その方向と聞いたのが10時前(学区愛育委員会はその方向で活動変更のお知らせをした)、ところが10時ごろ緊急事態宣言になる・・・!との報道をテレビで知りました。事態はより深刻なのだ・・・と私は納得しました。
「まん防」と「宣言」では市の対応はまるで違います。
愛育活動でいえば、宣言下では市有施設や関連施設はすべて閉館になり使えなくなります。児童センターや福祉交流プラザ、コミュニティーハウス(市から閉館の要請あり)など活動拠点はすべて閉館し、活動はできなくなります。
子どもたちの居場所である児童センターには、それを知らない子どもたちがやってきますが職員が説明をして帰ってもらっています。(我が家にはその声が聞こえる)先生たちも残念そうですが、変異種は侮れません。
私は、変異種感染の広がりが深刻なことは理解していたので対応していますが、県民生活には影響が大きいです。
月末の期限が迫る中、宣言延長の状況が予想されますね。岡山県内はいろいろ事情が違うようにも思えますが・・・。岡山市は少なくとも継続のように思います。
突然に宣言になったことや期間延長がされることについて、「オリンピック開催がかかわっているんだな」と感じるのは私だけでしょうか。
全国的にみると、地方の感染拡大はやはり収まっていません。少なかった地方でウィルスが変異種に置き換わっているところのような感じがします。アメリカ国務省は日本の感染状況を踏まえて「渡航してはならない国」レベル4に引き上げる判断をしました。
ワクチン接種率は人口の4.4%で、「裕福な国」の中ではもっとも低い率になっていることを指摘しています。
東京新聞の都民意識調査では、内閣「支持」は16.1%、オリンピック中止を求める人は60.2%だそうです。
「渡航していけない」国でのオリンピックが、公平に安全にできるとは思えません。お金の論理で開くオリンピックは「理念」ぬきの悲しいオリンピックになりそうです。クーベルタンは「やめるべき」というと思います。その判断こそが世界に「オリンピックとは何なのか」を改めて確認することになり、今後の開催に貢献することになります。・・・
オリンピック開催でインド株の感染拡大で第5波が怒ればこれは紛れもなく人災です。
そんなことを考える「宣言延長」です。